応急処置!!コーヒーのシミの落とし方
白いTシャツやカーペットにコーヒーをこぼしてシミになってしまった、、、ということありませんか!?
早めに拭き取っても残ったり、なかなか落ちなかったり頑固ですよね。。
今回は、そんな頑固な〝コーヒーのシミ〟の上手な落とし方やちゃんとした応急処置について紹介します!!
落ちないのはナゼ!?シミの成分とは。
まず、衣類などに染み付く成分は主に水溶性や油性、不溶性といったい種類があります。
- 『水溶性』…しょうゆやソースなど水に溶ける汚れでついてすぐに落とせば水洗いで落ちる。
- 『油性』…チョコレートや口紅に含まれていて油に溶けるのでクレンジングなどを使って落とす。
- 『不溶性』…泥やボールペンなど、水にも油にも溶けないもの。(手もみや歯ブラシなど物理的な落とし方が有効ですが家庭でのシミ抜きは難しいと言われている)
この三種類以外にも、
- 樹脂のシミ(絵具、ペンキ、接着剤など)・・・油性のシミの中で特に頑固なシミ。
- 色素のシミ(赤ワイン、果物、マーカーなど)・・・色の濃い食品やインクなどに含まれている色素で簡単に落ちる場合もある。
- タンパク質のシミ(血液、お肉、卵)・・・カビの原因になるだけではなく時間の経過や熱を加えることによって不溶性のシミとなり落とすのが困難に。
- 漂白のシミ(古いシミ、黄ばみ)・・・水性、油性のシミが酸化してできる変質したシミ。
など普段生活する中に色んな成分のシミがあり、ものによっては混合してる場合もあります。
コーヒーのシミは水溶性に分類されているので早い対応ができれば洗剤とお水があれば解決できます。
~シミ抜きのポイント~
シミ抜きはやり方やポイントをおさえることによって大きく変わってきます!
①なるべく早く対応すること。
これは、どの成分でも同じなのですが置いとけば置いておくほど染み込んでしまって取りずらくなってしまうので早めに対応することが1番大切です。
②シミが付いた素材や物を把握すること。
前文で話したようにシミにも色々な成分があるので汚してしまったもの以外の成分のやり方で落とすと衣類などを傷めてしまいます。衣類の素材によっては水洗いも出来ないデリケートな物もあるので、把握して対応することによって汚れを素早く落とすことができます。
③無理に落とさない。
①で前述したとおり、早急な対応ができず時間がたってしまった時落ちない場合もあります。その時は無理にこすったりせずクリーニングに頼ることも大切です。
シミの落とし方
コーヒーは、『水溶性』のシミなので
- 中性洗剤(手洗い用の石鹸でもok!!)
- ハンカチ、タオルなどの布
を使います。
①シミがついた部分を乾いた布でサンドイッチのように上下に挟みます。(こすったり、押さえつけたりせずにコーヒーの水分を吸い取る感じで!!)
②水で薄めた洗剤を布の1部につけて、ポンポンと軽く叩きます。
③布の洗剤がついてない部分を軽く水で濡らしてシミの部分を叩きます。
④乾いた布で水分を取ります。
この手順が手っ取り早い方法ですが、よりよく汚れを落としたい場合は放置せずに洗濯することをオススメします。
その際に液体酸素系漂白剤をシミの部分につけて洗濯すると落ちやすくなります。
※注意点としては、コーヒーに砂糖やミルクを入れてる場合のものについてです※
ブラックコーヒーや砂糖だけの時は水溶性に分類されるので上記の方法で対応すれば大丈夫なのですが、ミルク入りやカプチーノ、ラテの場合は脂質分やタンパク質も入っているためシミ抜きの手順が少し変わります。
酸素系の洗剤を含ませお湯につけて絞ったタオルを当てラップで包み、脂肪分やタンパク質を分解させるという手間が増えます。水溶性と同じやり方だけだと落ちなくてこすってしまいがちなので、気をつけましょう。
普段の生活の中で避けては通れないものですが、成分ややり方を知るだけで効果が全く違うのでこの記事を見て上手にシミと向き合ってもらえると嬉しいです!!
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