コーヒーで戦う!?8つもある日本のコーヒー競技会 〜前編〜
スポーツの競技会があるように、コーヒーにも技術や知識を争う競技会があります。
今回のブログでは、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が開催する8つのコーヒーの競技会をご紹介したいと思います!
日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)とは?
日本スペシャルティコーヒー協会(specialty coffee association of japan)とは日本の消費者や世界のコーヒー生産者の「スペシャルティコーヒー」に対する認識や理解を深め、コーヒー消費の拡大、コーヒー業界の発展を目的とした活動をしている団体です。
スペシャルティーコーヒーの認知度をあげるためセミナー活動や、教育、認定制度なども行っています。
そして、コーヒーに関わるプロフェッショナルが日頃の成果を魅せることができる場であるコーヒーの競技会を日本で開催しています。
ジャパン バリスタ チャンピオンシップ (JBC)
競技会のルールはバリスタ チャンピオンシップの世界大会である「World Barista Championship(WBC)」に則って決められており、「エスプレッソ」を通じた評価が基本となっています。
制限時間の中で「エスプレッソ」、「ミルクビバレッジ」、「シグネチャービバレッジ」と呼ばれる創作ドリンクの3種類を順番に提供し、味覚評価だけでなく、その過程を含めて提供するまでの全ての作業内容の適切性、正確性、一貫性などを評価します。
JBCの優勝者は、WBC(世界大会)へ日本代表として参加することができます。
ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ (JSC)
JSCは2003年にジャパン バリスタ チャンピオンシップ(JBC)のサイフォン部門として誕生しましたが、2007年には「ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ」として生まれ変わりました。競技では、2種類のブレンドコーヒーの抽出技術を競います。通常のブレンドコーヒー、そしてブレンドコーヒーを使った各選手オリジナルのシグニチャービバレッジを時間内に作成します。
JSCの優勝者は、WSC(世界大会)へ日本代表として参加することができます
ジャパン ラテアート チャンピオンシップ (JLAC)
2009年にジャパン ラテアート チャンピオンシップ(JLAC)として競技化されました。
JLACはヨーロッパで開催されていたワールド ラテアート チャンピオンシップ(WLAC)のルールに準じたルールで開催され、8分間の競技時間内に3種類のドリンク(カフェラテ/カプチーノ・カフェマキャート/デザイナーズ ビバレッジ)を2杯提供します。
デザインの芸術性・独創性・再現性・複雑さなどの「外観」と、プロフェッショナルとしての「サービス」「衛生管理」が審査のポイントです。
JLACの優勝者は、WLAC(世界大会)へ日本代表として参加することができます。
最後に
日本でも本格的なコーヒーの競技会があることを知っていましたか?
様々な大会を通し、日本のスペシャルティコーヒー業界のレベルの高さは、今では広く世界に知られています。
前編では8つのうちの3つをご紹介しました。後編では残り5つをご紹介したいと思います。
コーヒーに関わるお仕事をされている方は、ぜひこれらの大会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに。
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