ルイボスティーってどんなお茶?効果は?
日常の水分補給、ホッと一息つきたいとき、食事のお供に、みなさんはどのようなお茶を飲んでいますか?コーヒーや紅茶、緑茶もいいですが、健康美容に効果のあるルイボスティーを選んでみてはいかがでしょうか?
今回はルイボスティーとはどんなお茶でどんな種類や効果があるのか、基礎知識についてお話します。
でもその前に、、、そもそもルイボスティーとはどんなお茶なのかを前編では詳しくご紹介します!
ルイボスティーの原料と産地は?
ルイボスティーの原料となるルイボスは、マメ科のアスパラトゥス属の一種で、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈に囲まれた一帯で、栽培されている植物です。
ルイボスティーは、その針状の葉を乾燥させて作ったものです。
実は、世界中でルイボスが育つのはセダルバーグ山脈だけなんです。
常に強烈な日差しに照らされ乾燥しており、1日の気温差が30℃以上もある環境でしかルイボスは育つことができないため、過去にアメリカやオーストラリアなどで栽培が試みられましたが、作ることができませんでした。
ルイボスティーの見た目や味は?
ルイボスティーの見た目は、透き通った赤茶色をしています。
味は、ほのかな甘みがあり、後味がすっきりしています。紅茶や緑茶と比べるとタンニンが少ないため、渋みがほとんどなく飲みやすいのが特徴です。香りが独特なため、好き嫌いが分かれやすいといわれています。
発酵?未発酵?レッドルイボスティーとグリーンルイボスティーの違い
実はルイボスティーはレッドとグリーンの2種類あります。これは発酵した葉か、未発酵の葉かの違いです。
通常のルイボスティーはルイボスの葉を刈り取った後、天日干しや熱風をあてて発酵させます。
その工程通り発酵した葉を使ったものが、レッドルイボスティーと呼ばれ、日本でも広く普及されているものです。
元々ルイボスティーは発酵しやすい植物のひとつですが、グリーンルイボスティーはなるべく発酵させないよう、特殊な製法で作られています。
レッドルイボスティーはほのかな甘みが特徴
レッドルイボスティーは茶葉を小高い丘状に積み上げ、水分を与えて6~8時間発酵させます。この工程によりルイボスの葉は緑色から赤茶色へ色が変わり、風味も変化していきます。
レッドルイボスティーはグリーンに比べて味、香りに深みが増し、甘みがほのかに感じられます。
大量に作ることができ、日本にも広く普及されているため安価で手軽に飲むことができるのが特徴です。
グリーンルイボスティーはポリフェノールと抗菌作用が抜群!
グリーンルイボスティーは、あえて発酵させずに急速に乾燥させます。レッドルイボスティーのように発酵の時間をとらないので、茶葉の色も柔らかな緑色のままです。
日本茶を低温でいれたような柔らかな味わいで、あっさりとした後味です。
ルイボスティーは発酵工程により、非常に多くの栄養成分が失われてしまいますが、グリーンルイボスティーはこの発酵工程がないため、栄養成分が損なわれることがありません。
レッドルイボスティーと比べると、グリーンルイボスティーにはポリフェノールの一種であるフラボノイドが10倍以上、抗酸化作用のあるアスパラチンという成分が約81倍も含まれています。
生産量が少なく希少性が高いため、レッドルイボスティーに比べ高価なのが特徴です。
最後に
昔はあまり聞き馴染みのなかったルイボスティーも、今では健康効果のあるノンカフェインのお茶として一般的になりました。カフェやお店のメニューなどでも目にすることが多く、スーパーやコンビニでも手軽に購入できます。そんなルイボスティーを飲んだことがある人も今回のブログで初めて知ったということがあったのではないでしょうか?
後編では、ルイボスティーの嬉しい効能、効果について詳しくご紹介します。
お楽しみに!!
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