コーヒーと紅茶を混ぜて作る?!「鴛鴦茶(ユンヨンチャー)」って?
みなさんは、コーヒーと紅茶どちらがお好きですか?
コーヒーも紅茶もそれぞれに魅力があり、どちらにも世界中にファンが多い飲み物です。
そんなコーヒーと紅茶を同時に味わえる「鴛鴦茶(ユンヨンチャー)」をご存じでしょうか?
今回は、コーヒーと紅茶を混ぜて作る香港のお茶をご紹介します。
鴛鴦茶(ユンヨンチャー)って何?
鴛鴦茶( えんおうちゃ )は、コーヒーと紅茶を混ぜたもので、 香港では一般的な飲み物であり、広東語では「 ユンヨンチャー」と呼ばれています。鴛鴦茶には、男女で飲む茶という意味もあり、おしどり夫婦のようにコーヒーと紅茶が相性よく混ざっているということが由来となっているようです。
また、一般的に砂糖と無糖練乳をくわえて飲むものなので、「鴛鴦奶茶」(えんおうだいちゃ、広東語でユンヨンナーイチャー)とも呼ばれています。
日本では、あまり知られていない鴛鴦茶ですが、無形文化遺産にも登録されている伝統的な飲み物です。
鴛鴦茶(ユンヨンチャー) の作り方
鴛鴦茶(ユンヨンチャー) の作り方は、3つあります。
①液体混合法…コーヒーと紅茶を別々に作ったあとに、混ぜる方法
②原液混合法…挽いたコーヒーの粉と紅茶の茶葉を混ぜたものにお湯を入れて抽出する方法
③二段法…先に紅茶を抽出し、挽いたコーヒーの粉をその紅茶で抽出する方法
1番簡単な方法は①液体混合法です。あまり手間をかけたくない人や初心者に向いている作り方です。手間がかかるのは、③の二段法ですが、味が一番安定する抽出方法です。コーヒーからでもよいのですが、紅茶は一般的に高い温度での抽出に適しているため、紅茶を先に入れてからその紅茶そのものでコーヒーを抽出するほうがいいでしょう。
以上の3つ抽出方法で、コーヒーと紅茶を抽出したら、砂糖と無糖練乳を好みに応じてくわえます。
鴛鴦茶(ユンヨンチャー) の効果
コーヒーと紅茶はそれぞれ体に良いメリットがたくさんありますが、 鴛鴦茶(ユンヨンチャー) もその効果があります。
意外と知らないコーヒーと紅茶の効果をいくつかご紹介します。
◎血糖値の上昇を抑える役割
コーヒーや紅茶には、糖の分解を抑えて吸収率を減らす効果のあるポリフェノールが含まれています。
食事中に紅茶をのむことで食後の急な血糖値の上昇をおさえてくれる役割があるので、高血糖の人は積極的に取り入れると良いです。
◎リラックス効果
紅茶にはテアニンという心をリラックスさせる効果があります。
またコーヒーには、クロロゲン酸は加熱することでコーヒー酸にかわります。
コーヒー酸には、リラックス効果があるため、仕事の合間や休憩中に飲むとホッとする力があります。
鴛鴦茶(ユンヨンチャー) にはコーヒーも紅茶も含まれている飲み物なのでリラックス効果が期待できます。
◎脂肪燃焼効果
「カフェイン」という成分は、コーヒーや紅茶の中でも有名な成分の1つです。
カフェインは、脂肪を燃焼させる効果があるため、ダイエット中の飲み物としてもおすすめです。
ただし、コーヒーをブラックで飲めない方、お砂糖やミルクの量には気を付けましょう。たくさん砂糖やミルクを入れてしまうと脂肪燃焼効果が薄れるどころか、逆に太りやすくなってしまいます。
◎アンチエイジング効果
コーヒーや紅茶に含まれるポリフェノールは、抗酸化作用もあります。体の中で活性酸素が増えずぎてしまうと、体の内側を酸化させてしまい、動脈硬化や生活習慣病の原因となります。
また、シミやシワを防ぐ効果も期待できます。
アレンジを楽しもう
いかがでしたか?
鴛鴦茶は、日本ではあまりなじみがありませんが、コーヒーと紅茶の両方を楽しめる飲み物の一つです。基本的には、コーヒー:紅茶の割合が3:7でつくられていますが、お好みに合わせてアレンジしてみてくださいね♪
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